映画『ダ・ヴィンチ・コード』感想|思想と知識が物語の説得力になる作品(ネタバレなし)

ちょっと一息(雑記)

映画『ダ・ヴィンチ・コード』を観たのでその感想を

映画『ダ・ヴィンチ・コード』の概要

この映画は、ダン・ブラウン原作の小説を映画化した作品で、
ロバート・ラングドン教授を主人公とするシリーズ3部作(通称ラングドンシリーズ)の第1作目にあたります。
本作を皮切りに、続編の『天使と悪魔』『インフェルノ』へと物語世界が広がっていきます。
それぞれの作品のストーリーは一作で完結するため、どの順番で見ても問題ないです!
私的におすすめは映画公開順です。(なぜならその順番で事件の規模が大きくなるから)

私の感想タイム

この映画は単純に「面白かった」というよりも、深く納得させられたという感覚が強く残りました。

この作品の大きな魅力は、物語の根底に強い思想や前提となる考え方があることだと思います。
そのため、一見すると突拍子もない行動や動機に見える展開でも、
「そういう考え方に立てば、確かにそうなるかもしれない」と腑に落ちる瞬間が何度もありました。

善悪の単純な対立ではなく、
価値観と価値観がぶつかり合っているような構造になっているからこそ、
登場人物たちの選択に説得力が生まれているのだと感じます。


また、この映画は予想外の展開が非常に印象的でした。
観ている最中は
「え、どうしてそうなるの?」
と一瞬戸惑う場面もありますが、物語が進むにつれてその理由が明かされていきます。

あとから振り返ると、
それぞれの展開にはきちんとした背景や論理があり、
「意外だけれど、筋は通っている」
そんな納得感が残る構成になっています。

この“置いていかれるけれど、最終的に理解できる”感覚は、
知的な作品ならではの気持ちよさだと思いました。


主人公であるロバート・ラングドン教授が、
知識と洞察力を武器に状況を切り開いていく姿もとても魅力的です。
派手なアクションだけでなく、
「知っていること」「読み解けること」そのものが力になる。

観終わったあとには、
「もっと歴史や宗教、美術の前提知識を知ってから、もう一度観たい」
という気持ちが自然と湧いてきました。

ただ物語を消費するだけでなく、
知識欲を刺激され、世界の見え方が少し広がる
『ダ・ヴィンチ・コード』は、そんな体験を与えてくれる映画だと思います。

こういう作品をより面白く見るために学校では教わらないジャンルも学んでいかないとですね!

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